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Church's (チャーチ) カカト修理

■カカト修理 Vibram5350 6mm 使用 2,500円(税別) 古いチャーチのカカト修理。 インソールロゴが「LONDON」「NEW YORK」「PARIS」のいわゆる三都市もの。 旧チャーチとか旧旧チャーチとも呼ばれています。

シンプルなシングルモンクですが、程よいトゥのボリューム感やコバの張出し具合、ウェルトの目付けの雰囲気などは見ていてワクワクします。古いものはいいですね。気品と歴史を感じます。


オークションで購入され別件で一度持ち込まれていた靴なのですが、その時点でカカトはシューグーの類のもので簡易な補修がなされていました。 その後一度履いたら上の写真の状態になったと言うことです。 おそらくオークションに出品する際に「カカト補修済み」などとした方が印象が良くなるからやった処置なのでしょうが、修理人から見ると良心のカケラも無いような処置の仕方でした。 そもそも、こういうタイプのカカトにシューグーなどの補修はあまりオススメしません。本当に突発的に必要になった場合なら仕方ないのですが・・・。ただ、僕もこの仕事に就く前にチャレンジした過去があるんですけどね(笑

なので「直したい」という心意気は大好きです。オークション出品のための見栄と値段の釣り上げの場合は止めましょう(笑 というわけで、今回はビブラムのラバーヒールへと交換になります。


上:Before 下:After

ついていたトップリフトはレザーコンビネーションリフトだったのですが、今回は耐久性と履きやすさを優先し、ビブラム5350のラバーリフトを選択です。


厚みが6mmあり、こういったスッキリしたドレス靴に似合うラバーリフトです。


■ブランド紹介■

創業は1873年のノーザンプトンで、紆余曲折ありましたが現在でも当地にて靴の製造を行っています。

英国靴らしい造形は、世界中のセレブや靴好きから支持を得ているほか、007シリーズでジェームズ・ボンドが着用していることでも有名ですね。

日本でも割と早くから展開があり人気もあることから、現在、都市部にある百貨店などでの取り扱いも多く、比較的手に入れやすいブランドと言えます。

時代を追うごとにインソールに直営店のある都市の刻印が増えていき、2013年にTOKYOが入ったことによって現在は5都市の刻印がされています。

一般的には3都市までが旧チャーチなどと呼ばれており、資本が入る前(倒産前)のものとされているため、マニアの中では垂涎ものとなっています。

shoe repair ROOST (シューリペア ルースト)

愛知県名古屋市千種区四谷通2-8 YOU YOTSUYA 2F

OPEN 11:00~19:00

CLOCE 月曜日、火曜日

052-783-8355

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