スコッチグレインのストレートチップ。
ここ何回か、ブログでは日本製のブランドが続いてしまっていますが、日本の靴は世界の靴と比べても遜色はありません。木型も日本人の足型に合わせて成型されていますので、一足は試してみる価値はあるかと思っています。
今回の靴、画像を見て頂くと分かると思いますが、よく履きましたね!
スコッチはソールの中にあるクッションにスポンジを採用しています。
そのスポンジも擦り減って、中底まで見えていますね。
ただ、ここまで履いて、ライニングカカトのスベリ部分は痛んでいませんので、本当にしっかりと履いたという印象です。
上:Before 下:After
つま先にはオリジナルと同様で、ラバーで補強済みです。オリジナルと違う点は底縫いを掛けた上にラバーをつけていますので、糸が切れ辛くなっている点ですね。
上:Before 下:After
中底もベッコリと凹んでいましたので、ありもののラストを入れ、ある程度矯正をかけた上でコルクを充填しました。
直し甲斐がありますね(笑
スコッチも実に日本らしい真面目な靴なので、こちらもしっかりと修理させて頂きました。 ヒールとコバに良い艶が出ました。
レザーオールソール LQダークダニ使用・・・・14,700円(税別)
オプション つま先ラバー・・・・1,000円(税別)
■ブランド紹介■
東京都台東区で創業されたヒロカワ製靴は、1964年からの歴史があります。
1978年に自社ブランドのスコッチグレインをスタートさせ、翌年に墨田区に工場と本社を移転させています。
現在はこの墨田区の工場で、ほとんどの工程を行い、日本製の良靴を世に送り出しています。
グッドイヤー製法のみを採用していますので、ビジネスマンにオススメの靴を聞かれた時に、真っ先に頭に浮かぶのがスコッチグレインです。
shoe repair ROOST (シューリペア ルースト)
愛知県名古屋市千種区四谷通2-8 YOU YOTSUYA 2F
OPEN 11:00~19:00
CLOCE 月曜日、第二火曜日
052-783-8355
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