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REGAL(リーガル)ラバーオールソール

リーガルのサイドゴアブーツ。

リーガル純正のスムースラバーが劣化の為割れてしまったので、リッジウェイソールを使用してオールソールです。

当店では初めての修理だったのですが、よく見ると腰裏や中敷きが修理されていて、大変愛されている事がわかります。

カチコチに劣化してしまったソールを、程よい弾力が魅力のリッジウェイで心機一転です。



リッジウェイは底面に独特のパターンが施されています。

J.M.Westonのゴルフとよく似たパターンなのでその時は強くお薦めするのですが、他の靴の素材選びの場合、ダイナイトに落ち着く事が多いです。

トゥにボリュームがある靴でないと底縫いが掛けられませんので、使用できる靴は限られてくるのですが、トゥがラウンド形状の靴は使える場合が多いです。

余談ですが、店主が一番好きなラバーソールです。


個人的にはダブルソールにしてコバ面にもボリュームを持たせるのが好みですが、履きやすさを考えるとシングルソールの方が歩きやすいですね。


ヒールは18mmあるので、基本的には一枚で完結させますが、木目調のような積み上げ革のラインが好みの方は対応致しますので、ご相談ください。


劣化してしまったラバーソール。中のコルクも見えます。ラバー素材は耐久力がありますが、環境や時間経過の中で劣化を起こす素材です。シューズボックスの中に大切に保管してある靴などにも起こりますので、マメに空気の入れ替えをしてあげてください。


ラバーオールソール リッジウェイ使用・・・・13,500円(税別)


■ブランド紹介■

その歴史は複雑で、リーガルは1880年にアメリカで創業され、後の1961年に日本製靴と技術提携を結びんだことで、日本でもリーガルという名の靴の製造が始まります。

日本製靴は現在のリーガル・コーポレーションの前身の名前で、こちらの創業は1902年です。

米国のリーガルはというと、ブラウン社と合併の後、リーガルという商標を日本製靴に譲渡しており、現在はリーガルというブランドを所有しているのは日本のみになります。

どちらにしても100年以上の歴史を持つ、日本一の製靴企業ですね。 今の豊かな日本の礎を築いたと言ってもいい、団塊の世代と呼ばれる先輩たちは、このリーガルに憧れを持ち、履いていたようです。

人によって評価の分かれるリーガルですが、幅広い層の人達に向けたくさんの製法や素材を採用している為に起こるのかと思いますし、大企業が生き残っていくにはそれも仕方ないかと思います。

ただ、現在でも「リーガル」=「いい靴」というイメージを持っている方が多く、上級ラインの靴を見てみると、目を見張るものがあります。地力はあるメーカーだと思います。


shoe repair ROOST (シューリペア ルースト)

愛知県名古屋市千種区四谷通2-8 YOU YOTSUYA 2F

OPEN 11:00~19:00

CLOCE 月曜日、第二火曜日

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