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Lloyd Footwear (ロイド フットウェア) ダイナイト オールソール

更新日:2021年6月21日

中古靴として廻ってきたロイドフットウェアのストレートチップをダイナイトでオールソール。

元々もダイナイトが付いていましたが、ソール、ヒール共にかなり磨耗していましたので同様の素材でオールソールです。

ダイナイトが付いているロイドはVシリーズと呼ばれていますが現行品ではBERKER(バーカー)が製造しているようです。

こちらは少し古い物で、製造は恐らくバーカーとは違うメーカーが造っていると思われます。

インソールの刻印から最初はチーニーかと思いましたが、少し違う・・・。

ライニングの印字はサンダースに似ているのですが、ロイドの靴を造ってはいなかったような・・・。

と・・・。

あれやこれや考えを巡らすのが楽しいのですが、ふと見たクロケットの中敷下のスポンジと同様のスポンジの形状を発見し、恐らくクロケット製かなと

つま先側が三つの山になっている形状です。

間違っていましたらご指摘ください(笑


※訂正追記:別件で靴メーカーの検索をしていたところ、この靴と良く似たライニング表記のものと遭遇し深堀した結果、クロケット製ではなく恐らく「テクニック社」というメーカーだと判明しました。2021.04

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冠婚葬祭にはストレートチップ。特に「葬」の場合は「婚」と違ってストレートチップ以外で出席するのは躊躇われます。

そういった冠婚葬祭が必ずしも晴れとは限りませんので、間違いの無い靴を一足持っておきたい場合はラバーソールの方が安心ですね。


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カカトに充分な厚みがあるのがダイナイトの強み。


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腰裏のスベリ部分も磨耗していましたので、元と同様スエード革で修理です。


ラバーオールソール ダイナイト・・・・12,500円(税抜)

腰裏補修・・・・3,500円(税抜)


■ブランド紹介■

ロイドフットウェアは1890年創業の日本のメーカー。

この年に創業というとちょっと語弊があるのかもしれないのは、元々は1971年にオープンした英国アンティークや家具を扱うお店だったということ。

当時の社長である豊田茂雄氏曰く、「英国靴は素材も造りも素晴らしいが、日本人の足型には合わない」ということで、1976年頃から日本人に合う木型を制作。

それをイングランドの一流シューメーカーに持ち込み造らせたというのが、そもそものロイドの興りです。

その後、英国靴専門店として独立(?)したのが1890年ということ。

一貫してイングランド・ノーザンプトンにファクトリーを構えるメーカーで製造を行っていますが、時代と共にメーカーは変更があるようです。

そのメーカーを特定するためにあれこれと思索を巡らすのが楽しいですね。

コストパフォーマンスが非常に高く、且つ間違いの無い造り(Cシリーズというエントリーモデルはセメントなので、個人的には推奨しませんが)。

特に最上級モデルのマスターロイドは、英国靴ファンだったら一足は持っていたい代物。

また、日本に本格靴を広めたのはロイドだと言われ、ロイドが日本の靴業界に果たした功績は計り知れません。


■お知らせ■

イベント出店致します。

台風19号接近により開催が危ぶまれていましたが、予定通り開催となります。


early bird [autumn]

10/13(日)

am9:00〜12:00

※小雨結構・荒天中止

場所:藤が丘駅北側 公営住宅前の広場


朝3時間だけ出現するマルシェです。

これに伴い、実店舗での営業は15時からとさせて頂きます。 お間違いの無いよう、お気をつけください。



shoe repair ROOST (シューリペア ルースト)

愛知県名古屋市千種区四谷通2-8 YOU YOTSUYA 2F

OPEN 11:00~19:00

CLOCE 月曜日、第二火曜日

052-783-8355

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