Danner (ダナー) ラバーオールソール
- shoe repair ROOST
- 2020年11月6日
- 読了時間: 3分
■ラバーオールソール・・・Vibram1136使用
10,500円(税別)
■オールソールオプション・・・ミッドソール交換
2,000円(税別)
ダナーマウンテンライトをVibram1136を使用してオールソールです。
「ビブラムある?」と聞いて来られる方は、この1136をイメージしている事が多いです。


上:Before 下:After
かなーーーり履き込まれたマウンテンライト。
20年以上の代物だそうです。
オリジナル同様のVibram148も選択肢に入れてはいたものの、少し雰囲気を変えて1136に変更ということで落ち着きました。


上:Before 下:After
Vibram148も1136もパッと見た感じでは登山型の凹凸が施されているので似た雰囲気を持っています。


大きく違うのは、カカトの付き方。
オリジナルの148は、なだらかな湾曲線を描いてトップに持って行くのに対し、1136は、まぁいわゆるカカトが「ここからカカトです」と言ってドンッと付いています。
これだけでも雰囲気は大きく変わるのですが、中々似合っていますね。
上にも書いたように1136は認知度が高く、そのほとんどが「強いソール」という事で認識されているようです。
148も強度はあるのですが、この1136は本当に強いですね。
仕上げに削るのが嫌になる程ですから(笑
■ブランド紹介■
Danner (ダナー)
ダナーは、1932年に米国ウィスコンシン州チペワフォールズで、チャールズ・ダナーが“可能な範囲の中で最も優れた靴を作る”というポリシーを掲げ、安い仕事用ブーツを5人の労働者と共に造り始めた事からスタートします。
その後1936年にポートランドに移り、チャールズは2人の息子と良質なロガーブーツを製造し、これも安価で販売をしています。
1952年にはビブラムソールのパフォーマンスにいち早く目をつけ、アメリカで初めてビブラムソールを用いた靴の開発を決定。
1960年代にジョン・F・ケネディーが大統領になった頃から、アメリカ国民は健康志向が高まりハイキングや登山といったものに意識が向き始めます。
登山やハイキングがレジャーとしての地位を持ち始めた頃、ダナーもワークブーツだけでなくハイキングブーツを扱えるように生産ラインを変更。ワークブーツ以外で最初に造られた靴はエルクハンターと名付けられ、そのすぐ後に現在のマウンテンライトの原型となるマウンテントレイルが開発されます。
これがバックパッカーから高評価を得て、雑誌に取り上げられるとダナーはハイキング業界ではプレミアムな企業へとなっていきました。
また、1979年には困難とされていた「ゴアテックスを使用した靴」の製造を世界で初めて成功させ、これはダナーライトと名付けられます。
そういえば、しばらくはゴアテックスを使ったブーツと言えば、頭に浮かぶのはダナー一択でしたね。
ダナーライトは現在でも人気の主軸商品です。
余談ですが、もう少し歳をとってレザーソールの靴で出歩く事が危なくなったら、僕はダナーのダンキャットモカシンを履こうと企んでいます。
普段モカシンシューズに心動かない僕ですが、以前出会った履き込まれたダンキャットモカシンが渋くて、それから憧れています。
shoe repair ROOST (シューリペア ルースト)
愛知県名古屋市千種区四谷通2-8 YOU YOTSUYA 2F
OPEN 11:00~19:00
CLOCE 月曜日、火曜日
052-783-8355
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