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GRENSON (グレンソン) トゥスチール

■つま先スチール トライアンフゴールドスチール使用

4,500円(税込)

■スチール時厚み補正パッチ(両足)

500円(税込)


グレンソンのストレートチップ。

つま先にトライアンフのゴールドスチールの装着です。

グレンソンは僕がこの業界に入ったばかりの頃、靴関係の雑誌をみて欲しいと思ったメーカーでした。

現在で所有しているのは一足だけなのですが、マスターピースという当時の最高級ラインの靴は今でも憧れます。

上級ラインの呼び名は、現在では変わってしまっています。

この靴は通常のラインだと思いますが、造りはさすがですね。


少し履いていた靴でしたのでつま先の先端に革パッチを充てて、厚みの補正を行っています。

接着した革に対してネジを止める事になるので、若干剥離の危険性は増しますが、トライアンフ用に使用しているネジは思っている以上にゴツいので、恐らく剥離等の心配は無いかと思います。


ブラウンのアッパー。ライトブラウンのレザーソール。そんな中にゴールドのスチールが似合いますね。

とは言いますが、該当素材はスチールで真鍮ではありません。

ゴールド色はメッキなので使用する(歩く)と削れてシルバーになります。

その他、スチール装着についてはデメリット等もありますので、その都度説明をした上で修理を受けています。

何か不明な点がありましたら、お聞きください。



■ブランド紹介■

GRENSON (グレンソン)

グレンソンの歴史はウィリアム・グリーン氏が1866年に起こした工房から始まります。

会社として創業されたのが1895年で、ブランド名は「GREEN(創業者)」+「SON(その息子)」を繋げた造語です。

1911年に工場を拡大し、早いうちから現在と同様の生産方式を確立してはいるものの、製法工程や技術、それに設備や道具までも当時の物を近年まで使っているというから驚きです。

15年ほど前の雑誌に「製造工程は200以上を数え」とあり、近代でも人の手作業というものを尊重した社風は、当時、この業界に足を踏み入れたばかりの僕の心を鷲掴みにしてくれた事を思い出します。

英国伝統の質実剛健でクラシックな造りを踏襲しつつ、近年ではモダンなデザインも増え、見ているこちらを楽しませてくれます。


shoe repair ROOST (シューリペア ルースト)

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