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Crockett & Jones (クロケット&ジョーンズ) ラバーオールソール

■ラバーオールソール ダイナイトソール使用

13,500円(税込)

■腰裏スベリ補修

3,900円(税込)


クロケットのダブルモンク。LOWNDESをダイナイトを使用してオールソールと、腰裏の補修です。

履き込まれた一足でした。

穴こそ空いてはいませんでしたがソールはその一歩手前。

驚いたのはコルクの沈み込み方です。歩き方にもよるのですが、指の付け根辺りは一番荷重が掛かる部分です。靴の内側から見ると、その部分が大きく凹みコルクが圧縮されているのが目で見て分かるほど。中底にも亀裂が見え隠れ・・・。

聞けば就活の時に買って履いていたとか。なるほど、共に頑張った証でもあります。

その割にアッパーは綺麗で、これはしっかりとしたお手入れをしている証拠でもありますね。


ちなみに中底は少々割れて部分的に貫通していましたので裏から革を当て補強を掛けました。

これでコルク漏れもないはず。


ゴルフシューズのスパイク状のパターンが入った人気の「ダイナイト」ですが、本来は「デイナイト」。

昼夜かまわず工場が稼働するほど人気だったこのソール。これが名前の由来と言われています。

日本でダイナイトと名前が広がったのは、ある人物の間違いから?!なんて話もありますが、その真偽は定かではないのでここでは割愛です(笑。


お客様に指摘をするまで、以外と気づかれていない破損箇所である腰裏。スベリ革なんて呼び方もします。

靴のサイズが合っていなかったり(主に大きすぎる靴を履いている場合)、カカトの骨の形状によってやむを得なく破損してしまう箇所です。

上から革を当て、履き口のステッチを利用して縫い止めをかける修理。

気になる方は一度ご相談ください。


■ブランド紹介■

Crockett & Jones (クロケット&ジョーンズ)

1879年イギリスのノーザンプトンにて創業。

創業者はジェームズ・クロケット氏とその義兄弟であるチャールズ・ジョーンズ氏。

古くは多くのOEMを手掛け、黒子的な存在で同地にてチャーチに次ぐ規模へと発展しました。

1977年に現社主でもあるジョナサン・ジョーンズ氏が社長に就任。

これまで製造していたレディースラインは、流行に左右されるという理由で終了させ、メンズの自社オリジナルに注力し始めます。

当時170名もの従業員の殆どをメンズに特化させた事も功を奏し、ブランドイメージの向上に成功しています。

後に、そのジョナサンの息子であるウイリアム・ジョーンズ氏が入社したと同時にレディースのコレクションを発表しているのは面白いところ。

ただ、旧レディースラインはセメント製法のヒールパンプスなどが主流でした。現行のレディースコレクションはグッドイヤーウェルト製法を採用されているので、文句無くオススメできます。

メンズのハンドグレードラインという最上ラインの靴は、規制靴としてはトップクラスの技術が如何なく発揮されていて惚れ惚れしますし、通常ラインもしっかりと造りこまれていますのでオススメできるメーカーです。


■お知らせ■

ROOSTでは、郵送・配送での修理も受付けています

サイト内「オーダーの方法」にあるお問合せフォームか、メールにてお問合せください。

※写真を添付して頂けるとよりスムーズに修理のご案内ができます。


shoe repair ROOST (シューリペア ルースト)

愛知県名古屋市千種区四谷通2-8 YOU YOTSUYA 2F

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