■ハーフラバー Vibram2340 EXP 使用
2,900円(税込)
ウエストンのシグニチャーローファー#180。
誕生したのが1946年で現在でも生産されているモデルですから、ウエストンの中でも大定番の一足ですね。
ただ、今回の靴はリザード革のものなので、少し珍しい。
その分お値段も一段階ステップアップしているのでしょう。
ハーフラバーの貼り付けです。
リザードのアッパーに対して、使用したハーフラバーの柄はクロコダイル。
Vibram2340で、通称はエクスプローションです。
柄がちょっと似てますので、相性は良いですね。
厚み2mmで十分な耐久力。
独特の柄が滑り止めとしての効果を担ってくれます。
値上げラッシュが続く革靴業界。
例に漏れずウエストンも今年の夏に値上がりしましたが、1万ちょっと程度の幅で抑えてくれてるのが良心的と捉えるべきか。
厳しい現状ですが、長い歴史を持ちながら「WESTON VINTAGE」などの新しい取り組みをしているウエストン。
個人的にはスニーカーなんかは造らなくていいのに・・・と思ってしまいますが、革靴の造り自体は本当に綺麗なので頑張ってほしいメーカーですね。
■ブランド紹介■
J.M.Weston (ジェイエム ウエストン)
J.M.Westonは1891年にフランス中部のリモージュにて創業。
1946年に誕生したシグニチャーローファー180は現在でも定番のモデル。また1960年代に発表されたウェストンの代表作のUチップ641は通称Golfと呼ばれ、共に今でも絶大な人気を誇っています。
経営面では2001年に招聘されたミッシェルペリーは、モダンなコレクションを展開。それまであったクラシックなコレクションと並列して販売することでウェストンに新たな顧客を呼び込みました。
また、2018年にはそのミッシェルペリーに変わり、ガリエラ宮パリ市立モード美術館の館長をしていたオリヴィエ・サイヤール(Olivier Saillard)が同職に就きました。
今までウエストンが培ってきた技術と歴史を尊重し踏襲しつつ既存の顧客はもちろん、それ以外である若い層を新規客として取り入れるべく、アーティスティックな色合いも注入されているようです。
そういえば、インソールのロゴもゴシック書体のものから、囲いのある旧ロゴの雰囲気に近い物へ変更になりましたね。
修理の観点から見ると、靴をバラした時に造りの丁寧さが際立っていると感じるのがウエストンです。
shoe repair ROOST (シューリペア ルースト)
愛知県名古屋市千種区四谷通2-8 YOU YOTSUYA 2F
OPEN 11:00~19:00
CLOCE 月曜日、火曜日
052-783-8355
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