ハインリッヒ・ディンケラッカーのコインローファーを、オリジナルでも使われているジョン・レンデンバッハのオークバークを使用してオールソールです。
靴を知らない人が上の文を読んでも、呪文のように感じるでしょうね(笑
ディンケラッカーはドイツの老舗シューメーカーです。
当ブランドで有名なのは外羽根ウィングチップで、その靴はソールが3重構造のトリプルソールです。
革が3枚重ねられたソールで、履きにくくないのかと思ってしまうのですが、ブランドの興りが矯正靴スタートなので、その辺り履き心地も計算の内なのでしょう。
実際履いた人のによると、想像以上の履き心地の良さで、驚くそうです。
こちらのは紐靴ではないローファーなので、さすがにトリプルソールとはいかず、シングルソールです。
メーカーと同じくドイツ製の堅牢なJRオークバークで修理です。
ディンケラッカーはソールも独特の半カラス仕様だったりするのですが、今回は全カラスで仕上げました。
こんな化粧釘もディンケラッカーの特徴のひとつ。トリプルソール仕様の靴のカカトは7本を一組とした三角形がいくつも並んでいて、見てて楽しくなりますよ(笑
ディンケラッカーの靴には、よくコードバンが使用されています。この靴もコードバンですが、ミンクオイルを使用してしまったらしく、コードバン独特の光沢は少し落ち着いてしまっています。ですが、クラックを起こしやすいコードバンにはある程度のオイルが必要なのかなと最近は思ってしまいます。
レザーオールソール JRオークバーク使用・・・・16,800円(税抜)
shoe repair ROOST (シューリペア ルースト)
愛知県名古屋市千種区四谷通2-8 YOU YOTSUYA 2F
OPEN 11:00~19:00
CLOCE 月曜日、第二火曜日
052-783-8355