Tricker's (トリッカーズ) ラバーオールソール
- shoe repair ROOST
- 2019年3月1日
- 読了時間: 3分
Tricker's (トリッカーズ)
色と革の種類が珍しいトリッカーズのカントリーシューズ。Avon Houseの別注品です。
元々コマンドタイプの「グッドイヤーソール」が付いていましたが、ソールがパックリと割れてしまいました。
古くは「コマンドソール」という同じようなパターンのソールを採用していたトリッカーズも、十数年前からはこちらと同じ「グッドイヤーソール」を使用していますね。
この靴は中古で購入したそうで、少し古いものだということなので、グッドイヤーソールを使い始めた初期の頃の靴でしょうか。
硬質化したラバーが割れてしまったのだと思います。
割れた瞬間にソールの反り返りが良くなったそうで、急に歩きやすくなって気づいたということです(笑
とは言っても、このままでは履けませんので、同じグッドイヤーソールを使用して、オールソールです。

羽根部分とつま先のWチップ部分がグレインレザー。それに挟まれた甲の部分がスムースレザーです。全体的にはバーガンディーですが、一応コンビ革の靴ですね。
カッコイイですね。

こちらの写真はBeforeの写真。ソールの真中がパックリと割れています。

少し分かりづらいですが、グッドイヤーソールはソールのつま先のみ少し厚く造られています。オリジナル同様ダブルソール仕様にしているのですが、ソールに厚みがある靴は反り返りが悪くなるので、つま先が減りやすい構造といえます。元々つま先だけ厚くなっている造りなのは、助かりますね。

ドッシリとしたトリッカーズのカカトに、グッドイヤーヒールの厚みと凹凸のゴツゴツさ。厳ついですが、カッコイイ仕上がりになりました。
ラバーオールソール グッドイヤーソール使用・・・・14,500円(税別)
オールソールオプション ダブルソール・・・・2,000円(税別)
■ブランド紹介■
トリッカーズ
靴作りの名人ジョセフ・トリッカーが1829年に創業し、150年以上の歴史は聖地ノーザンプトンにおいても老舗です。 インソールなどのメーカーロゴの上には「英国王室御用達」の証である、王冠に3本の鳥の羽をあしらった紋章が刻印されてます。
大きく分けるとオーセンティックな木型で造られる「ドレスライン」と、元々はハンティング時の靴として用いられていたヘビーデューティーな「カントリーライン」とに分けられます。現在ではカントリーラインもファッションアイテムとして街履きする方が主です。 日本でも人気のメーカーで、若者からおじさままで、幅広い年齢層から支持されているブランドです。
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